LINEでお客さんが離れてしまう…失客するNG配信と設定ミス3選

LINE構築しても「登録後すぐブロックされる」…。それ、設定ミスが原因かも?失客につながるNGパターンをわかりやすく紹介します。

目次

はじめに:「登録されたけど離脱された…」そんな経験ありませんか?

「やった!新規のお客さんがLINE登録してくれた!」

そう喜んだのも束の間…

気づけば既読がつかない、返信がない、最悪の場合はブロックされてしまった…。

せっかくLINE公式アカウントを作り、配信の仕組みを整えたのに、なぜかお客さんが離れていく。この状況、とても心当たりがあるのではないでしょうか?

実は、多くの個人事業主や教室経営者が陥りがちな「失客パターン」があります。今回は、私がこれまでサポートしてきた中で見つけた、LINE導線上でやってはいけない設定ミスを3つご紹介します。

ぜひ自分のLINE配信と照らし合わせてみてください。

NGパターン①:いきなり売り込み配信

初回メッセージの失敗例

LINE登録直後に最も多いミスが「いきなりの売り込み」です。

例えばこんなメッセージ:

ご登録ありがとうございます!
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これでは、お客さんの心理としては「登録したらすぐ売り込まれた…」と不信感を抱いてしまいます。初対面の人にいきなり商品を買わせようとする営業マンと同じ印象を与えてしまうのです。

反応を得る導入メッセージとは?

初回メッセージで大切なのは「安心感」と「価値提供」です。

改善例:

○○さん、ご登録ありがとうございます!サロン「○○」の田中です。

まずはお役立ち情報として、「自宅でできる簡単ケア3ステップ」をプレゼントします。
画像をタップすると詳しい解説が見られますよ。

何か質問があればいつでもこのLINEで気軽に聞いてくださいね。
サポートいたします!

このようなメッセージなら、「まずは価値を提供してくれる」「質問しやすい雰囲気」と感じてもらえます。信頼関係を築くファーストステップとなるでしょう。

NGパターン②:配信頻度がバラバラ

不定期すぎる配信は不信感の元

「思いついた時だけ配信する」というパターンも要注意です。例えば:

  • 1月:5回配信
  • 2月:0回
  • 3月:1回
  • 4月:8回

このように配信頻度がバラバラだと、「突然メッセージが来た…何だっけ、このアカウント?」という状態になってしまいます。そして「思い出した時だけ連絡してくる人」という印象を与え、ブロックの原因になります。

理想的な配信頻度とタイミング

一貫性のある配信計画を立てましょう。例えば:

  • 毎週月曜日:お役立ち情報
  • 毎月1日:新コンテンツのお知らせ
  • 不定期(月2回程度):質問回答やケーススタディ

このように「いつ、どんな内容が届くか」が予測できると、読者は安心してアカウントを登録し続けてくれます。

また、配信時間も重要です。ターゲットが見やすい時間帯(例:主婦なら10時頃、社会人なら昼休みか夜)を選びましょう。

NGパターン③:タグやステップが複雑すぎる

設計者目線すぎる導線

LINE構築に慣れてくると、「もっと細かく分類したい」「反応別に複雑な分岐を作りたい」という欲求が湧いてきます。しかし、これが裏目に出ることがあります。

例えば:

  • 10以上のタグを用意して細かく分類
  • 「クリックした」「しない」で毎回分岐させる
  • 複数の質問を連続して投げかける

こういった複雑な設計は、ユーザーにとって「なんだか疲れる」「ついていけない」という印象を与えてしまいます。

ユーザーが迷わない設計とは?

プロラインフリーのような低コストツールでシンプルに設計するメリットは大きいです。

シンプル設計のポイント:

  1. タグは最初は3〜5個程度に絞る(興味カテゴリー、接触段階など)
  2. 一度のやり取りで求める行動は1つだけ
  3. 「次に何が起こるか」が明確なメッセージを心がける

例えば「詳しく知りたい方は【詳細】と返信してください」といったシンプルな導線なら、ユーザーも迷わず行動できます。

よくある失敗とその改善ポイント

実際の改善事例

佐藤さん(仮名・40代女性)の手作り石鹸教室の例:

【Before】

  • 登録後すぐに講座案内を送信
  • 月に1回不定期で配信
  • 返信があっても数日後に対応

結果:登録者の約70%が3ヶ月以内に離脱

【After】

  • 登録後に「3分でできるハンドクリームレシピ」をプレゼント
  • 毎週水曜に定期配信を設定
  • プロラインフリーの自動応答機能で即時返信体制を構築

結果:離脱率が30%に減少、講座申込率が2.5倍に上昇

変更後の反応率変化

改善のポイントは「価値提供→信頼構築→案内」の流れを作ること。この順序を守ることで、多くの場合、以下のような変化が見られます:

  • 既読率:40%→75%に向上
  • 返信率:5%→15%に向上
  • 提案への反応率:3%→12%に向上

まとめ:シンプルで”伝わる”導線が失客を防ぐ

LINE構築で最も大切なのは、複雑な機能ではなく「相手の行動心理を理解した設計」です。

失客を防ぐための3つのポイント:

  1. 初回は価値提供から始める(売り込みはNG)
  2. 一貫性のある配信サイクルを作る
  3. シンプルで分かりやすい選択肢を提示する

特に、プロラインフリーのような低コストで始められるツールなら、複雑な機能に頼らずとも、しっかりとした導線設計ができます。UTAGEやLステップなどの高機能ツールも素晴らしいですが、まずは基本の「伝わる導線」をマスターすることが大切です。

LINE構築は「登録してもらう」ことがゴールではなく、そこからが本当のスタートです。お客さんとの継続的な関係構築のために、今一度、自分のLINE導線を見直してみてください。


「これ、自分にも当てはまってるかも…」

そんな風に感じた方は、今がLINE導線を見直すチャンスです。 私のLINEでは、導線診断や改善相談を無料でお受けしています。

「配信の順番が合っているか不安」「タグの使い方が合ってる?」など、どんなことでもご相談ください。

一緒に”失客しないLINE”を作っていきましょう。

【LINE導線を相談する】

この記事を書いた人

ワードプレスマイスターのかねだです。今までワードプレスで100サイト以上制作してきました。ネットビジネスの初心者の方に、ワードプレスに関する情報をお伝えして行きます。

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